■迷路<第1部~第6部(完)> ; 1948.10‐1957.1/野上彌生子著/岩波書店/13×18.5cm ; 13.3×18.7cm ; 1.67kg(6冊)
内容
第1巻はしがきより
1923年‐昭和7、8年頃‐の日本に於ける学生の左翼運動は、或る観点からすれば一種の精神運動であった、と私は信ずる。その渦に身を投じ、結局失敗者と弾きだされたこの作品の若い主人公が、その後の日本とともに歩いた悩みの多い困苦の道を、私はまた彼とともに歩かなければならない。・・・
カバー(傷み・欠)、ページ・天・地・小口、見返し(やけ、シミ・よごれ)