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タテ社会の人間関係(単一社会の理論)/2011.1第120刷/著・中根千枝/講談社現代新書,講談社/10.8×17.4cm ; 189p ; 0.14kg
内容
※まえがきより
著者の目的とするところは、現代の日本社会を、社会人類学立場に立って分析すると、どのような解釈が成り立ち、それをどのような理論構成にもっていくことができるか、という試みである。・・・
※目次より
1.序論 (日本の社会を新しく解明する/「社会構造」の探求)
2.「場」による集団の特性 (集団分析のカギ-「資格」と「場」/「場」を強調する日本の社会ほか)
3.「タテ」組織による序列の発達 (構造分析のカギ-「タテ」「ヨコ」の関係/序列偏重の背後関係ほか)
4.「タテ」組織による全体像の構成 (対立ではなく並立の関係/人間平等主義ほか)
5. 集団の構造的特色 (集団の内部構造/日本的集団の弱点と長所ほか)
6. リーダーと集団の関係 (制約されるリーダーシップ/権威主義と平等主義の力関係ほか)
7. 人と人との関係 (契約精神の欠如/相対的価値観の支配ほか)
カバー・表紙(スレ、少し縁・角傷み)、ページ隅・天・小口・地(少しスレ、少しシミ・よごれ)、帯なし