万華鏡/1978.7.25発行/著=レイ・ブラッドベリ,訳=川本三郎/サンリオSF文庫,サンリオ/【文庫本】; 609p ; 0.32kg
内容
※ カバーより
航行中の宇宙船が、事故で破裂した。
乗組員たちは、宇宙空間に投げだされ、離ればなれに漂流しはじめた。
やがてやってくる緩慢な死。
それも確実にやってくる死に向かって遠ざかっていく。
それぞれの人生が終わろうとするとき、心残りな思いが、まるで万華鏡のように頭の中を駆けめぐる。
そして「流星の中にいるみたいだ、さようなら」といった通信もかわされる。
表題作をはじめ22篇の珠玉の短編を収録・・・
※ もくじより
「アンリ・マチスのポーカー・チップの目」「草原」「歓迎と別離」
「メランコリイの妙薬」「鉢の底の果物」「イラ」「小ねずみ夫婦」
「小さな殺人者」「国歌短距離ランナー」「すると岩が叫んだ」
「見えない少年」「夜の邂逅」「狐と森」「骨」
「たんぽぽのお酒(イルミネイション,たんぽぽのお酒,石像,夢見るための緑のお酒)」
「万華鏡」「日と影」「刺青の男」「霧笛」「こびと」「熱にうかされて」
「すばらしき白服」「やさしく雨ぞ降りしきる」収録
カバー(すれ・よごれ、縁・角傷み)、ページ・天・小口・地(やけ、少しよごれ)、帯なし