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かげろう絵図 : 前・後編揃／昭和34(1959)年11月30日,昭和34年12月25日発行／松本清張著／新潮社／14×20×2.5～2.6cm(函)、303p,295p
内容
並びない権力の座にある大御所家斉は、実権を将軍家慶に譲らず、ほしいまゝの振舞いに明け暮くれ、家斉気に入りの中野石翁は大奥に勢力を張って諸大名恐怖となっていた。
石翁一派が、老齢の家斉没後を案じてひそかに陰謀をめぐらす時、早くもこれを察知した脇坂淡路守、老中水野忠邦等の間に不気味な抗争が持ち上った。スパイ、監禁、暗殺等、争いは陰に陽に激しさを加えて拡大する。━ [帯より]
函・帯傷み、本体表紙(スレ・よごれ、縁シミ・よごれ、縁・角傷み、やけ)、本体表紙・見返し・ページ・天・小口・地(やけ、少し縁・角傷み、少しシミ・よごれ)傷み、パラフィン紙カバーなし
