■飛鳥・天平の遺宝(展覧会目録 第52号)/大阪市立博物館/1972.7/33p ; B5 ; 0.12kg
内容
●わが国の6世紀から8世紀に至る古代文明の通覧
われわれの身辺近くには、宮殿や都城、寺院、墳墓など数多くの遺跡地がある。それらに加えて東は奥州の多賀城から西は九州の大宰府トオノミカドに至るまで…
また対外交渉の使者となって渡海した官人が旅行の安全を祈願した祭祀の遺跡も数々近年調査が進んでおり、従来知られていた葬祭の遺品とともに往時の生活様式、文化形態を考察するための貴重な資料…〔序より〕
●解説文とモノクロ図版(1~29p)
○仏教の伝来と興隆 : 寺院跡
軒丸瓦、舎利容器、舎利埋納物の一部(飛鳥寺跡出土)
軒丸瓦、風鐸、鴟尾片(四天王寺跡出土)〔ほか〕
○都城の経営と国土整備 : 宮跡・宮衙跡
○律令官人の抬頭 : 古墳・火葬墓・墓誌
○遣隋使・遣唐使派遣 : 祭祀遺跡
○貨幣の流通 和同開珎:鋳銭遺物
●飛鳥・白鳳・天平の主な出来ごと
●飛鳥・天平の遺宝出品目録
歴史/日本史(古代)