■柳田國男アルバム原郷/宮崎修二朗写真と文/柳田國男・松岡家顕彰会/1976.8/B5 ; 0.16kg ; ページ表示なし
内容
●記念館概要
●柳田國男の作品「妹の力」、回想記「故郷七十年」「孤猿随筆」「叙情詩」…に関わる文と写真(生家、辻川村ほか)
●宮崎修二朗氏(神戸新聞編集委員)の所属する詩誌「天秤」43号に掲載されたものの寄贈受けた抜き刷り(柳田國男の人物、作品を辿っています)
『 定本柳田國男集の月報に…
この仕事(自伝「故郷七十年」談話筆記)の社命が下ったとき、
私が「自伝」に寄せた期待は。第一に年譜作成的な興味だったのだ。一人の人物に対する伝記的興味、
「今だから語ろう」式の話題的要素が、明大昭和三代に生きた柳田先生だけに、ふんだんにキャッチすることができるかもしれないという浅はかな記者根性でしかなかった私を、いま心の底まで赭い己への屈辱感に染められながらふりかえるのだ… 』〔抜き刷りよりの抜粋〕
歴史/日本人の個人伝記