2021年7月18日日曜日

時間はどこで生まれるのか/著・橋元淳一郎/集英社新書,集英社(book-7324)

book-7324
時間はどこで生まれるのか/2006.12第1刷/著・橋元淳一郎/集英社新書,集英社/10.8×17.4cm ; 188p ; 0.15kg
内容
※カバー袖より
なぜ時間は過去から未来に流れるのか。
なぜ過去は定まっているのに、未来は未知なのか。
相対性理論や量子論などの物理学を踏まえたうえで、こうした素朴な疑問に答える時間論は、これまで殆どなかった。
現代物理学の知見を考慮しなかったり、日常の感覚を無視して議論していたためである。
本書は、科学が明らかにした時間と空間の本質を基本としながらも、人間が日常的に感じる時間の性質を解き明かそうと試みる。

※もくじより
第1章 なぜ今、時間論なのか
第2章 相対論的時間と時間性
第3章 量子論における時間の非実在性
第4章 時間を逆行する反粒子
第5章 マクロの世界を支配するエントロピーの法則
第6章 主観的時間の創造
第7章 時間の創造は宇宙の創造である
カバー(すれ、角折れあと)、天・小口・地(すれ)、帯なし